誕生石の由来
聖書を調べてみると、
黙示録の21章19節から20節までの中で、新しいエルサレムの土台に飾られる石として、12個の宝石が挙げられています。
都の城壁の土台石は、あらゆる宝石で飾られていた。
第一の土台石は碧玉、
第二はサファイア、
第三はめのう、
第四はエメラルド、
第五は赤縞めのう、
第六は赤めのう、
第七はかんらん石、
第八は緑柱石、
第九は黄玉、
第十はひすい、
第十一は青玉、
第十二は紫水晶であった。
誕生石は聖書の12の宝石が由来とされています。
比べて分かるのは、およそ聖書の並び順とは無関係なことと、他の国に比べてフランスが最も黙示録の礎石の構成に近いことです。
ソロモン王の神殿の壁跡
1年の12ヵ月に特定の宝石を配し、自分の生まれた月の宝石を身に着けるという誕生石の習慣は現在では広く浸透している。
誕生石の起源は聖書の時代にまではるか遡る。 聖書には宝石についての記述が度々現れる。
ユダヤ人が古代から宝石について関心を寄せ、特別視していたことが伺える。
旧約聖書の「出エジプト記」には、モーゼの兄大祭司アロンが身に着ける胸当てに飾られる12個の宝石が主によって仰せられたと書かれてある。
新約聖書の「ヨハネ黙示録」では、最後の審判の後に現れる新しい世界の都「新エルサレム」の城壁の土台石は12個の宝石で飾られていたと記載されている。
[出エジプト記 ]