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SPGクロスフローろ過・分級

 SPG膜を利用して、2種以上の分散物をろ過あるいは分級することが可能です。
 これはSPG細孔径が均一であるがゆえに可能な技術です。例えば、0.2μm〜30μmの粒子が分散している分散液から1μm以下の分散液を抽出することができます。SPGろ過・分級については、SPGろ過・分級について をご参考ください。

 既存のSPG膜乳化装置「高速ミニキット」の分散相タンクと、モジュールベント管の位置を変えることにより、SPGクロスフローろ過の実験が可能です。
 原液をSPG管内に繰返し流すことで、SPG細孔をスルーして連続相、または細孔径より小さい粒子をSPG管外へ染み出させる技術です。
 2段階、3段階と組み合わせることで、原液を2つ、3つに分級することが可能です。




<参考>
 SPG応用技術研究会で報告されている一部文献を以下に紹介します。

 
「多孔質ガラス膜による機械研削油剤の精密ろ過」 現宮崎県工業技術センター
 ※目詰まりによる解消法も検討されているので、非常に参考になります。

 
「SPG膜によるエマルションのサイズ分離装置の開発」
 ※原液エマルションを3段階ろ過で、3つに分級した実施例です。