HOME技術情報 ≫ SPG膜乳化【直接膜乳化法】とは

SPG膜乳化【直接膜乳化法】とは

 SPG膜乳化とは、SPG膜を介して、分散相液をある一定圧力で押し出すことにより、押し出される側をゆっくり流れている連続相液中に、均一な粒子として次々に分散させる乳化法です。特にこの方法は【直接膜乳化法】と呼ばれ、SPG細孔径の3〜4倍の粒子径を生成することができます。
<参考> で、SPG膜乳化風景(動画)を配信中です。

 また、事前に分散相/連続相の粗混合液を、粒子径をある程度揃える目的で、SPG膜に一気に透過させる乳化方法【透過膜乳化法】も利用されています。



 

O/Wエマルションの場合

SPG膜乳化(直接膜乳化法)


SPG直接膜乳化法による各エマルション粒度分布



 

 












<特徴>
 均一な細孔径を有する多孔質ガラスのSPG膜乳化を行うことにより、その細孔径に由来するサイズのエマルションを生成することができます。実際は使用する分散相と連続相の性状(粘度など)に左右されると思われますが、【SPG直接膜乳化法】においては、実績と経験により単分散O/Wエマルション、または単分散W/Oエマルションを得るときのSPG細孔径Dmとエマルション平均粒子径Dpには Dp=3〜4×Dm のような関係式が成立していることが分かっており、エマルションの粒子径を自由にコントロールするための指標となっています。ここで、所望のエマルション粒子径Dpを得るためには、適するSPG膜細孔径Dmを用いる必要があるということです。

Dm=1μm (Dp=3.0μm)

Dm=2μm (Dp=7.6μm)

Dm=5μm (Dp=14.3μm)

Dm=10μm (Dp=31.3μm)

Dm=15μm (Dp=43.1μm)

Dm=20μm (Dp=66.2μm)


<参考>
内圧式マイクロキットによる直接膜乳化風景(動画)は、こちらサブサイトでもご紹介。
http://サブサイト(SPG膜乳化、SRTバブリングなど)

SPG膜乳化法については、SPG膜乳化法について をご参考下さい。