テストテストテストテスト
テストテストテスト
本県は、温暖多湿の気象条件と各種作物の栽培の多様化による植生条件から、病害虫の種類も多く、発生様相も複雑化している。近年の水田営農活性化対策の進展や、産地間競争の激化等に伴い、これらの傾向はますます顕著になるものと予想され、病害虫の防除対策は更に重要性を増すものと思われる。
一方、農産物の低コスト生産が望まれている中で、営農形態の多様化や農業労働力の不足が適期防除や共同一斉防除等の効率防除の徹底を困難にしており、なお一層の効率化・省力化の推進が必要となっている。
また、近年においては、消費者ニーズの多様化が進み、さらに、農薬使用に伴う自然環境への種々の影響が懸念されていることから、農薬の使用に当たっては、安全な農作物の供給と環境保全の面から、農薬使用基準の遵守や危被害防止対策が重要な課題となっている。
これらの諸情勢に対応し、農業生産の安定向上をはかるため、効果的な防除の推進や高品質安定生産のための適正防除を次の通り推進する。
1 推進体制の整備
従来の集落防除班を主体とした組織的な防除の実施が難しくなっているので、水田の汎用化や栽培の多様化に伴う病害虫の発生動向に留意し、地域の実情に即した防除体系を確立し、病害虫の発生変動に弾力的に対応できる組織防除体制を整備する。
(1) 関係機関団体の協調をはかり、地域に適合した、機能的防除組織の整備促進に努める。
(2) 病害虫防除員の研修を充実し、積極的な活動を促進する。
(3) 地域病害虫防除協議会の運営活動を強化し、組織的な防除指導を充実する。
2 効率的な防除の推進
耕種的防除、物理的防除、生物的防除、化学的防除を組合わせ、「環境保全型農業技術指針」に基づいた総合防除を推進するとともに、病害虫の発生予察情報等に基づいて適期省力防除など効率的防除の推進をはかる。
(1) 作付体系を改善し、連作により増殖する土壌病害虫の発生を防止する。
(2) 病害虫防除指針に基づき、農薬抵抗性、農薬による危被害、農薬残留等に留意しながら、適正な農薬を選 定する。
(3) 発生予察情報の迅速な伝達に努め、適期防除を推進する。
(4) 航空防除や無人ヘリコプターによる防除等省力かつ効果的な防除を推進する。
3 高品質、安定生産のための適正防除の推進
安全な農産物の供給や環境保全の面から、農薬の使用取扱については常に慎重を期し、農薬使用基準を遵守するとともに、農薬残留、人畜や他の有用動植物への危被害を未然に防止するなど、高品質、安定生産のための安全・適正防除の推進をはかる。
(1) 農薬の使用こ当たっては、高温時の長時間散布を避ける等使用上の注意事項を遵守する
(2) 農薬残留分析調査に基づく安全使用指導の徹底により、安全な農産物生産をはかる
(3) 水質汚濁性農薬のうち次のものについては、水棲動物に対する影響を考慮し、本県では使用しない。
ベンゾエビン剤(マリックス水和剤、乳剤、粒剤、粉剤等)
(4) 防除の実施に当たっては、使用薬剤の剤型に留意し、農薬の飛散を防止する。
特に蚕毒の強い薬剤の使用に当たっては、桑園及び蚕室の位置を確認する等して危被害防止に努める。
(5)農薬の保管管理を適正に行い、誤用等の事故防止をはかる。
(6)農薬管理指導士認定制度の充実により、農薬取扱者の資質の何上をはかる。
4 重点病害虫名
5 薬剤の系統
農薬は、含まれる成分の化学構造やその機能により複数の系統に分類することができる。同じ系統の農薬であれば、効果や作用機構に類似点が多いため、農薬使用の際は、使用する農薬の系統を確認した上で、同一系統の農薬の連用を避けるようにする。
こんなイベントですこんなイベントです
こんなイベントです
こんなイベントです
こんなイベントです
こんなイベントです
こんなイベントです
こんなイベントです